海外赴任が決まると、渡航する国によっては予防接種が必須です。
マレーシアに海外赴任が決まり、渡航前に、家族(主人、私、5才、3才)で予防接種を受けました。どんな予防接種が必要なのか、どのようなスケジュールで接種したのか、マレーシアの渡航前に受けた予防接種についてまとめました。
トラベルクリニックを予約
海外赴任前の予防接種を行なっているクリニックを探していて、初めて「トラベルクリニック」というクリニックがあることを知りました。ちょうど最寄駅の近くにあったので、早速予約です。電話で連絡すると、渡航する国と渡航時期を聞かれました。第一回目の診察では、接種スケジュールの相談を行いました。
予防接種スケジュールの作成
大人も母子手帳を持ってきてほしいとのことで急いで実家に確認したところ、主人は母子手帳が見つかりませんでした。私の母子手帳はあったものの、子供の頃に受けた予防接種の記録は手書きのメモだったりして、受けた記録は曖昧。結局、抗体があるかわからないものは抗体検査で確認ということになりました。
クリニックから言われて提出したのが、会社が接種の補助をしてくれる予防接種の一覧表です。それを元に接種スケジュールを立ててくれました。
主人の会社の場合、次のものが補助が出ました。
- 破傷風
- A型肝炎
- B型肝炎
- 日本脳炎
- ポリオ(破傷風含有の四種混合で)
- 麻しん、風しん
- おたふくかぜ
- 水痘
マレーシアは、ポリオ、麻しん風しん、おたふくかぜ、水痘の流行地域のため、接種を勧められました。私も主人も抗体があるか不明のものは抗体検査をすることになりました。
スケジュールを作っていただいたところ、全て受け終わるのに1ヶ月くらいの期間はかかることがわかりました。
予防接種スケジュール
次のようなスケジュールで受けました。子供たちはすでに四種混合とB型肝炎は受けていたので、なしです。また、麻疹風疹、おたふくかぜ、水痘も受けているものはなし。不足分だけでした。
10月でしたのでインフルエンザも同時に接種しました。



狂犬病も気になり、クリニックに相談したところ、狂犬病は犬に噛まれた後にワクチンを接種すれば発症を抑えられるとのことで、予防接種は勧められませんでした。(ですがクアラルンプールで野犬を目撃しました。3頭いましたので怖かったです。噛まれないように気をつける必要があります)
まとめ
渡航前までに必要な予防接種を受けられるように余裕を持って、予防接種のスケジュールを作成すると良いと思います。うちの場合、順調に受けて1ヶ月はかかりました。
インフルエンザの予防接種と時期が重なると予約が取りにくくなるので、その点も注意です。
予防接種をしっかり受けて安心して渡航したいですね。